さて、以前ボクが800万ASINを取得した話がありましたが、今回はそのASINからマスタを取得するツールについて。
そして、それによって完成したシステムの全体像についてです。
自作PA-APIツールの限界
3ヶ月くらいは自作PA-APIツールを使っていましたが、自作というよりは
- エラーが多い(10~25%のエラーは作業場のロスが大きい)
- 取得する最低価格が送料込みじゃない(利益計算では致命的)
- 取得速度が遅い
といったPA-API上の問題から、MWSデータの利用の検討を開始しました。
MWSツールの導入
そして、
- ツールの利用料を利益でまかなえる見通しが立ったこと
- ASIN取得の加速がハンパなさすぎて、マスタ取得待ちASINが10万単位でたまってきたこと
から、有料MWSツールの導入を決定しました。
最終的に使い始めたツールは
です。他のツールとそんなに比較したわけではありませんが、
- マスタ取得だけではなく価格改定にも使えること
- そして作者のブログがツールを作っている実践者の立場からすごく共感できたこと
が決め手となり導入しました。
マスタ取得ツールとしては、とにかく速くて!エラーが無い!という点で十分満足しています。
価格改定ツールとしては、もっと高機能のものがあるのかもしれませんが、あるとないでは実際カート獲得率が変わるため、改定作業はだいぶらくになりました。
もしかしたら今のボクならMWSベースでマスタ取得ツールは自作で作成できるかもしれません。しかし改定ツールとなるとだいぶ毛色が違うので苦労しそうです。
自分が成長すればするほど、作りたいツールのアイディアや自作ツールの改良点がどんどん浮かんでくるので、わざわざすでにあるものを作ることはあるまい、と考えて今でもPRIMAを使い続けています。
データ取得システムの完成
PRIMAの導入で、データの流れがほぼ完成しました。
- セラー取得ツール(自作)で過去の取扱いASINからセラーIDを集め
- ASIN取得ツール(自作)でセラーIDから新しいASINを集め
- PRIMAでASINからマスター情報を集めてAccessに登録し、
- ランキング変動回数記録ツール(自作)で利益が出そうなアイテムの売行きの観測を開始して
- 利益が出そう×売れ行きがあるもの→仕入判断(人力)
- 定期的に価格を更新する
というサイクルが、ほぼ自動で回るようになりました。
やっていること自体は書籍やブログで先人が紹介しているプロセスをそのまま採用しているつもりです。
ただ、どうしても人間がやらないといけない仕入判断以外はほぼ自動化・大量処理化することができました。こうなってくると、まるで一種の無人工場のようですねw
単純リサーチはここまでシステム化できます!
そしてボクはここまでシステム化したうえで、あとはどうにも人間がやるしかない部分を外注化していきました。
後発のボクがこの手法で十分利益が出るということは・・・「究極の単純転売」をシステム化している人はまだ少数なようです!
逆にシステムでここまで到達できてしまう以上・・・人力で単純アマゾン転売を行うならば「ASIN違いを重点的に取り扱う」といった「人間ならではのひねり」をどこか入れないかぎり、前回セラー分析での「撤退組」に近づいていくのではないか、とも予想しています。
本日はここまでです!
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初めまして秀樹です。
ブログ読ませて頂きました。
自動化できるシステムを作られるとは凄いですね。
今後も頑張って下さい。
これからも時々、ブログを拝見させて頂きます。